ニュースリリース
CSR・環境・社会活動
マツダ、「つくば環境スタイル実証プロジェクト」に参画し、電気自動車のベース車両として「マツダ デミオ」を提供
マツダ株式会社(以下、マツダ)は、伊藤忠商事株式会社およびその協力企業がつくば市と2010年3月から行う、クリーンエネルギーを活用した低炭素交通社会システムの共同実証プロジェクト「つくば環境スタイル実証プロジェクト」に参画します。
同プロジェクトは、電気自動車、急速充電器、定置用蓄電池、太陽光発電およびカーシェアリングを連携させた低炭素交通社会システムを実証するための総合的な取り組み(※1)で、マツダは、電気自動車のベース車両として「マツダ デミオ」3台を提供するとともに、車両の仕様検討、評価などの協力を行います。
すべてのお客さまに「走る歓びと優れた環境安全性能」を提供するために、マツダは内燃機関を徹底的に改善した上で、段階的にアイドリングストップシステム「i-stop」や減速エネルギー回生システム、ハイブリッドシステムなどの電気デバイスを組み合わせていく方針を採用しています。今回の参画の主な目的は、自社での電気駆動技術開発と平行し、さまざまな企業・団体との共同実証プロジェクトを行うことで、電気自動車関連のインフラ整備やバッテリーの二次利用などのより広範な領域において、今後の研究開発活動の基盤を強化することです。
マツダは、今後も、2007年に公表した技術開発長期ビジョン「サステイナブル“Zoom-Zoom”宣言」にもとづき、持続可能な社会の実現を目指し、環境技術や安全技術の進化に向けて積極的に取り組んでいきます。
(※1)ご参考:「つくば環境スタイル実証プロジェクト」について
1. 「つくば環境スタイル実証プロジェクト」の主な取り組み(いずれも国内初)
(1)車載電池の定置用2次利用モデルの実証 ・ 電池リモート状態監視を含め、車載電池を定置用途に利用するためのシステム開発 (2)再生可能エネルギーの電気自動車並びに店舗への最適有効活用モデルの実証 ・ ICT技術を活用した効率的蓄電と制御技術により、太陽光によって発電した電力の電気自動車と店舗での有効活用システムの開発 (3)低炭素交通社会実現に向けた新サービスの実証 ・ コンビニエンスストアをベースとした電気自動車によるカーシェアシステムの導入 ・ 非接触ICカードによる急速充電器の課金システムとカーシェアシステムの連動
2. 参画状況 事業主体
協力企業および役割一覧
アドバイザリーコミッティー
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